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Dr.STONE 単行本派なのでまだ完結を見届けてない。続きは差分とか諸々。
元データ。
千空(左)はどうして白菜の擬人化みたいなデザインをしているんだろう…と思いながら読んでいたが序盤で奇抜なキャラデザが目に入らなくなる。(描いててやっぱ変…と思った)
Dr.STONEには大テーマがあって小テーマがかなり散りばめられているのだが、すべてなかなかに解像度が高くていいと思う。
個人的にDr.STONEの大テーマは「時空を超えた人と人の繋がり=一種の人間讃歌」にあり、さらに人らしく生きるとは何か、そして死を超えて繋いでいくことが説かれていると考えている。
小テーマには「誰しもが一度は考えること」が含まれるが、少年誌らしい青さ、眩しさで突き抜けていく。
Dr.STONEで描かれる人間讃歌には嫌味がない。
かなり光の側面が強いが、ロジカルに考えてもここが少年誌の限界、落とし所と思える。
これの反論には新実在論があるが、この物語は「科学」は舞台装置であること(もちろん科学の面白さがメインではある)が前提であり、前述した「人の営み」という名分を掲げ、世界をフラクタル構造と絡めて描くことで曖昧にしたのち、科学のいい側面を上手く見せている。
科学技術含めて漫画というサブカルチャーで触れられる豊かさもまた、過去の人々の営みによって生まれているということを示唆したメタフィクションとしても解釈できる。
個人的にキャラクターの持つ役割が思想を体現した擬人化のように見えるが、それについてはまたいつか機会があれば残したいと思う。
特にこの二人はイデオロギーの対立が強く描かれているため陰陽の対比のように見える一方で、獅子王司がニヒリズムから脱却し超人に至るまでのビルドゥングスロマンのようにも見える。


